エッセンシャルオイルとは?アロマオイルとの違いと選び方

Pointこの記事でわかること
- エッセンシャルオイルの定義と、作り方の基本
- 「アロマオイル」と呼ばれる製品との違い
- 買うときにラベルで確認したい項目と選び方

ラベンダー
「エッセンシャルオイルとアロマオイルは同じもの?」と迷ったら、まずラベルを見てみましょう。名前が似ていても、中身が違うことがあります。
この記事では、エッセンシャルオイルの基本と、アロマオイルとの違い、買うときに確認したい項目をまとめます。
エッセンシャルオイルとは
エッセンシャルオイルは、日本語で「精油」とも呼ばれます。日本アロマ環境協会は、植物の花、葉、果皮、果実、心材、根、種子、樹皮、樹脂などから抽出した天然の素材で、揮発性の芳香物質と説明しています。
「オイル」という名前でも、食用油のような油脂ではありません。揮発性とは、室温で液体などから素早く気体に変わる性質のことです。ふたを開けただけで香りが広がるのは、この性質のためです。
とれる量はわずかです。協会によると、精油1kgを得るのに、ラベンダーは花穂100〜200kg、ローズは花3〜5トンが必要です(産地などで異なります)。
主な2つの作り方
代表的な作り方は、水蒸気蒸留法と圧搾法です。ドテラの説明では、最も一般的なのは水蒸気蒸留で、温度は通常60〜100℃です。
- 1蒸気を通す植物に蒸気を通すと、オイルをためている小さな袋からオイルが放出されます。
- 2冷やすオイルを含んだ蒸気を冷やすと、水とオイルの層に分かれます。
- 3分けて取り出すオイルを取り出します。残った水は芳香蒸留水と呼ばれます。
圧搾法はコールドプレスとも呼ばれ、オレンジやレモンなどの柑橘の外皮からオイルを取り出します。協会は、加熱しないこの方法で取り出した精油は劣化しやすいと説明しています。柑橘系は、開封したら早めに使い切りましょう。
同じ植物でも、収穫時期や生育地、蒸留の方法で組成が変わります。植物のどの部分から取るかでも、香りは変わります。
アロマオイルとの違い
協会の説明をもとに、2つの違いを表にしました。
| 比べる点 | エッセンシャルオイル(精油) | アロマオイル |
|---|---|---|
| 中身 | 植物から抽出した香りの成分 | 精油や合成香料、無水エタノール、植物油などを混ぜた製品 |
| 確かめ方 | 学名や抽出部位などの表示を見る | 何が混ぜられているか、製品の表示を見る |
どちらが良い悪いではなく、別の製品です。香りを楽しむ雑貨としてのアロマオイルもあります。ただし協会は、アロマテラピーで使うのは植物から抽出した精油だと説明し、「アロマオイル」などの商品名には精油と異なる類似品もあるとしています。
言葉の使われ方にも幅があります。製品評価技術基盤機構(NITE)の資料では、「アロマオイル」がホホバ油などのマッサージ用の油を指しています。名前だけで判断せず、中身の表示を確かめましょう。
選び方の4つのポイント
- 18つの項目を確かめる協会の表示基準では、ブランド名、品名、学名、抽出部位、抽出方法、生産国、内容量、発売元の8項目を挙げています。
- 2容器を見るオイルは光や空気で変化します。遮光性のガラス容器に入ったものを選びましょう。
- 3使い方の表示を読む香りだけか、肌にも使えるかは製品で異なります。ドテラのオイルは「化粧品」「食品添加物」「雑貨」に分かれます。
- 4香りを試す香りの感じ方は体調や気分でも変わります。試せるときは、好きと思えるものを1本選びましょう。
使い方の表示は、買う前にもう一度確かめましょう。ペパーミントは15mLが「香・食」、5mLが「塗・香」で、同じ名前でも容量で製品ページの表示が違います。ユーカリプタスは2026年3月に化粧油から雑貨油へ変わりました。以前の情報で判断せず、最新のラベルを見るのが確実です。
協会の表示基準に適合した精油の認定は、表示についてのもので、品質を保証するものではありません。ドテラのCPTG®も自社の社内基準で、公的な認証ではありません。
使う前に知っておきたいこと
使うときの注意点
- 原液を直接肌につけないでください。肌に使う話は「化粧品」の表示がある製品に限り、ラベルどおりに使います。
- グレープフルーツ、ベルガモット、レモンには光毒性があります。肌についた状態で強い紫外線に当たると、炎症などを起こすことがあります。
- 協会は精油の飲用をすすめていません。飲食の話は「食品添加物」の表示がある製品に限られます。
- 目に入れないでください。火気に注意し、子どもやペットの手の届かない場所に保管しましょう。
- 妊娠中、授乳中の方、持病がある方、薬を服用中の方、お子さまは、使う前に医師または薬剤師に相談してください。お年寄りは基準の半分以下の量で試しましょう。
- エッセンシャルオイルは医薬品ではありません。香りを楽しむものとして使いましょう。
よくある質問
Q.天然の素材なら、気にせず肌に使えますか?
Q.水に混ぜて使えますか?
最初の1本は、好きな香りを、表示を確かめて選ぶのが近道です。飲食の区分についてはドテラのオイルはなぜ「飲める」と言われるの?、買ったあとのしまい方はオイルの保管方法で紹介しています。
Next step
もっと詳しく知りたい方へ
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参考資料・出典
17件
- 精油とは公益社団法人 日本アロマ環境協会
精油の定義、精油1kgに必要なラベンダーとローズの量
- 精油とアロマオイルの違いは?選び方や楽しみ方も解説公益社団法人 日本アロマ環境協会 sense of AROMA(2025年3月27日)
精油とアロマオイルの違い、抽出部位で香りが変わること、ラベルで確認する8項目、香りの感じ方は体調や気分で異なること、認定は品質の認定ではないこと
- 精油はどのようにして作られる?主な抽出方法や具体的な活用法について紹介公益社団法人 日本アロマ環境協会 sense of AROMA(2026年9月17日)
水蒸気蒸留法と圧搾法、圧搾法の精油は劣化しやすいこと、精油が水に溶けにくく油脂になじみやすいこと、アロマオイルの説明
- アロマテラピーに関するQ&A公益社団法人 日本アロマ環境協会
アロマテラピーでは植物から抽出した精油を使うこと、アロマオイルなどの商品名のものには類似品もあること、飲用をすすめていないこと
- 『公益社団法人日本アロマ環境協会』精油認定制度について公益社団法人 日本アロマ環境協会(令和元年10月1日改正施行)
認定は表示についてのもので、協会が品質を保証するものではないこと
- 安全に楽しむために公益社団法人 日本アロマ環境協会
遮光性のガラス容器、原液、目、火気、保管の注意、光毒性のある精油の例、お年寄りは基準の半分以下の量で試すこと
- エッセンシャルオイルとは?doTERRA CPTG Essential Oils Japan合同会社
揮発性の説明、組成が収穫時期や生育地、蒸留の方法で変わること
- なぜドテラなのか?doTERRA CPTG Essential Oils Japan合同会社
水蒸気蒸留の流れと温度、芳香蒸留水、圧搾法の説明
- How dōTERRA Sources Essential Oils · Co-Impact SourcingdoTERRA(米国公式、英語)
CPTGが第三者認証とは別の社内基準であること
- ドテラでは、皆さまがエッセンシャルオイルを長く楽しくご使用いただけるようにご案内しています。doTERRA TIMES(doTERRA CPTG Essential Oils Japan合同会社)
化粧品、食品添加物、雑貨の3種類に分かれること、妊娠中や服薬中の人と子どもの相談先
- 真夏の“油”断が火を招く!~高温環境で起こりやすくなる油の発火事故~独立行政法人 製品評価技術基盤機構(NITE)(2025年7月8日)
「アロマオイル」という語がマッサージ用の油を指して使われている例
- 消費者安全調査委員会からの一葉 第16号消費者庁 消費者安全調査委員会
精油を肌に塗ったあとの皮膚障害などの事故が散見されること、原液は必ず薄めること、紫外線に反応する成分を含むものがあること
- 【初心者必見】アロマの基本的な使い方と注意点とは?公益社団法人 日本アロマ環境協会 sense of AROMA(2025年3月27日)
日本の法律では精油が一般に雑品に分類されること
- 精油の使用法の一部見直しについて公益社団法人 日本アロマ環境協会 機関誌『AEAJ』No.95
無水エタノールに混ぜてから水に入れる使い方
- ペパーミント(15mL)doTERRA TIMES(doTERRA CPTG Essential Oils Japan合同会社)
15mLの製品ページの「香・食」の表示
- ペパーミント(5mL)doTERRA TIMES(doTERRA CPTG Essential Oils Japan合同会社)
5mLの製品ページの「塗・香」の表示
- ユーカリプタス カテゴリ変更のお知らせdoTERRA TIMES(doTERRA CPTG Essential Oils Japan合同会社、2026年3月10日)
2026年3月11日から化粧油から雑貨油へ変わったこと
このブログについて
当ブログは、dōTERRA(ドテラ)のウェルネスアドボケイト(会員)によるチーム「ELIGŌ」が運営しています。製品の使用方法は、お手元の製品ラベルの表示に従ってください。




