洗濯にオイルを取り入れる|柔軟剤スプレーとアイロンがけの香りづけ

Pointこの記事でわかること
- オイルを使った布は乾燥機にかけないなど、洗濯の前に知りたい3つの約束
- 柔軟剤スプレーと、すすぎに入れる手作り柔軟剤の分量と手順
- アイロンがけのあとに香りを添えるリネンスプレーの手順

ラベンダー

ゼラニウム
洗いたての洗濯物から、ふわっと好きな香りがしたら、毎日の家事が少し楽しくなります。エッセンシャルオイルは、洗濯にも取り入れられます。
この記事では、柔軟剤スプレーとすすぎに入れる柔軟剤、アイロンがけの香りづけを紹介します。最初に、守ってほしい3つの約束から確認しましょう。
洗濯に使う前の3つの約束
- 1乾燥機にかけないオイルを使った衣類や布は、洗濯したあとでも乾燥機にかけません。植物油がついたタオルも同じです。広げて自然に乾かします。
- 2布を選んで試す柑橘系と樹脂系は布に色が移ることがあるので避けます。ラベンダーやゼラニウムなどを、目立たない場所で試します。
- 3香りは控えめに自分に心地よい香りでも、ほかの人にはつらいことがあります。外に着ていく服は特に控えめにしましょう。
すすぎで手作り柔軟剤を入れた回は、洗濯物のすべてを「オイルを使った布」として扱いましょう。洗濯から乾燥まで続けて進むコースは選ばず、コインランドリーの乾燥機にも入れないようにします。
柔軟剤スプレーの作り方
干す前のぬれた衣類に吹きかける方法です。小さなボトルで作ると、使い切りやすくなります。
Method 01
100mLの柔軟剤スプレー
- 1オイルを入れるガラスのスプレーボトルにオイルを垂らします。
- 2ビネガーを入れるホワイトビネガーを注ぎ、ふたをしてよく振ります。
- 3ぬれた衣類に吹きかける使う前によく振り、干す前の衣類に軽く吹きかけます。
- 4自然に乾かす乾燥機は使わず、広げて干します。
すすぎに入れる手作り柔軟剤
洗濯機のすすぎの段階で入れる方法です。日本アロマ環境協会が紹介している分量で、約250mL分です。
Method 02
250mLの手作り柔軟剤
- 1クエン酸とグリセリンを混ぜるガラスの容器に入れて、ガラス棒でよく混ぜます。
- 2エタノールとオイルを合わせる別の容器で無水エタノールとオイルを混ぜ、1に加えます。
- 3水を加える水を加えてよく混ぜ、ボトルに移します。
- 4すすぎで入れる分離しやすいので使う前によく振り、すすぎの段階で30〜50mLを入れます。
作る前に、2週間で使い切れる量かを計算しましょう。1回に30〜50mL使うので、250mLで5〜8回分です。洗濯の回数が少ない家は半量にします。クエン酸とグリセリンを各大さじ1、無水エタノール10mL、水100mL、オイル10〜15滴で、約125mLです。
手軽に試すなら、いつもの洗剤や柔軟剤にオイルを数滴加える方法もあります。洗剤や柔軟剤の量は、製品の表示どおりにしましょう。洗濯機への入れ方は、洗濯機の説明書を確認してください。
アイロンがけの香りづけ
アイロンの熱でオイルを温める方法の公式の案内は見当たらず、オイルは火気にも注意が必要なので、この記事では紹介しません。アイロンのタンクにもオイルを入れないでください。香りを足したいなら、アイロンをかけ終えてからスプレーする方法が手軽です。
Method 03
アイロンのあとにリネンスプレー
- 1エタノールとオイルを混ぜるボトルに無水エタノールとラベンダーを入れて振り混ぜます。
- 2精製水を加える精製水を加えて振り混ぜます。
- 3アイロンが冷めてから吹きかける熱いアイロンのそばでは使いません。服から離して軽く吹きかけます。
作るときと使うときの注意点
作るときと使うときの注意点
- クエン酸と酢は酸性です。塩素系の漂白剤と混ざると有毒な塩素ガスが発生します。塩素系の漂白剤を使う洗濯には、一緒に使わないでください。
- オイルの原液を衣類や肌に直接つけないでください。目に入れないように注意します。使い方は製品の区分で変わるので、お手元のラベルの表示も確認してください。
- 3歳未満の子どもの衣類やタオルには使わないでください。肌が敏感な人の衣類にも、香りをつけないほうが無難です。
- 無水エタノールとオイルは火のそばで扱わないでください。スプレーしたあとの服を、火に近づけないようにします。
- 保存料が入っていないので、冷暗所に置いて2週間以内に使い切ります。作った日と中身をラベルに書きましょう。
- 子どもやペットの手の届かない場所に保管してください。飲み物と間違えないようにします。
- 乾いたあとの洗濯物は、かごに重ねて長く放置しないでください。
よくある質問
Q.乾燥機に入れるボールにオイルをつける方法を見かけました。
Q.マッサージに使ったタオルはどう洗いますか?
洗濯の香りは、少し足りないくらいがちょうどよいものです。まずはスプレーをひと吹きから試してみてください。ほかの家事のレシピは手作り掃除スプレーの作り方で、身近な道具での楽しみ方はディフューザーがなくても大丈夫で紹介しています。
Next step
もっと詳しく知りたい方へ
ELIGŌでは、オイルの使い方を一緒に学べる毎月のZoom勉強会やクラフトワークショップを開いています。
参考資料・出典
14件
- アロマで部屋をいいにおいにする方法!インテリアに合わせた香りコーディネート術も紹介公益社団法人 日本アロマ環境協会 sense of AROMA(2026年2月27日)
手作り柔軟剤の分量と手順、すすぎで30〜50mL入れること、かんきつ系や樹脂系を避けること、乾燥機の使用を避けること、2週間以内に使い切ること
- 消費者庁からの精油の使い方に関する注意喚起について公益社団法人 日本アロマ環境協会(2025年4月2日)
精油や植物油のついたタオルは乾燥機を避け、天日干しにすること
- エッセンシャルオイルの安全な使用方法doTERRA CPTG Essential Oils Japan合同会社
布へのスプレー、洗濯時に洗剤や柔軟剤へ加える使い方
- エッセンシャルオイルで作る『リネンスプレー』レシピ(PDF)doTERRA CPTG Essential Oils Japan合同会社
50mLのボトルに無水エタノール10mL、精製水40mLで作るリネンスプレーの手順と、洋服に使えること。この記事ではレモンとローズマリーを除き、ラベンダーだけにしています
- ラベンダーdoTERRA TIMES(doTERRA CPTG Essential Oils Japan合同会社)
水と混ぜてスプレーする使い方
- 真夏の“油”断が火を招く!~高温環境で起こりやすくなる油の発火事故~独立行政法人 製品評価技術基盤機構(NITE)(2025年7月8日)
油分がついた布は洗濯後でも乾燥機で加熱しないこと、油汚れに強い洗剤でもみ洗いし二度洗いして干すこと、洗濯かごに重ねて放置しないこと
- 製品安全情報マガジン Vol.406 6月14日号「乾燥機の事故」独立行政法人 製品評価技術基盤機構(NITE)
アロマオイルや食用油などが残ったタオルや衣類は、洗濯後でも乾燥機を使わないこと
- 油による自然発火に注意!!【とらぶるの芽(No.74)】東京都生活文化局 消費生活部(2018年9月10日)
洗濯しても油は完全には落ちないこと、自然乾燥にすること
- 柔軟仕上げ剤のにおいに関する情報提供(2020年)独立行政法人 国民生活センター(2020年4月9日)
自分に快適なにおいでも他人には不快なことがあり、過度な使用を避けること
- Vol.679 知ってください!その香り困っている人もいます消費者庁 消費者安全課
香りの感じ方には個人差があり、製品表示の使用量の目安に従い、公共の場所では周囲に配慮すること
- 住宅用塩素系洗浄剤の使い方-まぜるな危険!浴室などで事故が発生しています-独立行政法人 国民生活センター(2026年3月18日)
次亜塩素酸塩を含む製品は酸やエタノールと混ぜると塩素ガスが出ること
- 安全に楽しむために公益社団法人 日本アロマ環境協会
原液の扱い、火気、子どもやペットの手の届かない場所での保管
- 消毒用アルコールの安全な取扱いについて総務省消防庁
アルコールの火気の注意。消毒用アルコールについての案内
- 令和5年版火災の実態 10 危険物類 事例1「オイルが染み込んだタオルから出火した火災」東京消防庁
コインランドリーで洗濯、乾燥したオイルのタオルから出火した事例
このブログについて
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