使い方・道具

オイルの容器はガラスが基本?プラスチックを避ける理由とボトルの選び方

公開日 2026.10.31監修 チームELIGŌ

Pointこの記事でわかること

  • オイルの保存に遮光性のガラス容器が向く理由
  • プラスチック容器について、わかっていることとわかっていないこと
  • スプレー、ロールオン、手作り洗剤など用途別の容器の選び方と、小分けの手順
ラベンダー

ラベンダー

関連する製品。画像はdoTERRA公式サイトより。商標に関する権利はdōTERRA Holdings, LLCに帰属します。

オイルを小分けしたり、手作りのスプレーを作ったりするとき、容器の素材に迷うことがあります。手元のプラスチック容器を使ってもよいのでしょうか。

この記事では、ガラスが基本とされる理由と、プラスチックについて言えること、用途ごとの選び方を説明します。

基本は遮光性のガラス容器

オイルは、空気、紫外線、温度、湿度の影響を受けて少しずつ変化します。そのため、光を通しにくい遮光性のガラス容器が向いています。日本アロマ環境協会も、遮光性のガラス容器が最適としています。

ドテラも、オイルを密閉できる濃い色のガラス瓶に詰めると説明しています。小分けするときも、この形にならうのが基本です。

プラスチックを避ける理由

理由は2つあります。

  • ドテラの米国公式サイトは、プラスチックの浸食を防ぐため、ボトルに使うプラスチック部品の素材を選ぶ必要があると説明しています。
  • 協会は、アルコールを使うスプレーではプラスチックが溶ける場合があるとして、ガラス製かアルコール対応の素材を選ぶよう案内しています。

製品評価技術基盤機構の資料には、加湿器のタンクにアロマオイルを直接入れると、タンクの変形や変質の原因になるというメーカーの注意も載っています。

一方で、どのプラスチックがどのくらい傷むのかを示した公的な資料は、確認できていません。すべてのプラスチックが溶けると言い切れるわけではありません。ただ、素材ごとに確かめるのは難しいので、迷ったらガラスを選ぶのが確実です。

用途別のボトルの選び方

用途別の容器の選び方
用途容器選ぶときのポイント
オイルの小分け遮光性のガラス瓶ふたがしっかり閉まるものを選ぶ
キャリアオイルで薄めたオイル遮光性のガラス瓶、ロールオン容器1カ月以内に使い切れる大きさにする
アルコールを使うスプレー遮光性のガラススプレー、アルコール対応の容器「アルコール対応」の表示を確認する
手作りの掃除スプレーガラス製、ステンレス製プラスチック容器で長く保管しない
Tip
容量は、使い切れる大きさを選びましょう。水を含むものは2週間以内、植物油が中心のものは1カ月以内が目安です。作った日とオイルの名前をラベルに書いておくと、使い切りの目安がわかります。

容量は、使う量から逆算すると決めやすくなります。協会の掃除スプレーの例は、500mLの容器に水400mLです。2週間で使い切るなら、1日に約30mL使う計算です。そこまで使わないなら、分量を減らして小さな容器で作りましょう。掃除用のスプレーの分量は、手作り掃除スプレーの作り方で紹介しています。

小分けするときの手順

オイルを持ち歩き用の小瓶に移すときの流れです。

  1. 1
    小瓶を選ぶ移す量に合う遮光性のガラス瓶を選びます。2mLの小瓶なら、約30〜40滴でいっぱいになる計算です。
  2. 2
    先にラベルを書くオイルの名前と、元のボトルの区分の表示を書き写します。同じ名前でも容量で区分が変わることがあるので、小瓶だけ見てもわかるようにします。
  3. 3
    元のボトルを開けた日も書く協会の目安は開封後1年以内です。小分けしても延びるわけではないので、元のボトルを開けた日を基準にします。
  4. 4
    1滴ずつ移すボトルを斜めに傾けて、小瓶の中に落とします。

元のボトルは、使用上の注意を見返せるように取っておきましょう。滴の落とし方は、滴数の数え方で紹介しています。

容器を使うときの注意点

容器を扱うときの注意点

  • 容器は洗って乾かし、清潔な状態で使います。
  • オイルがついたふたやスポイトは、プラスチックのトレーや発泡スチロールの上に直接置かず、ガラスや陶器の小皿にのせましょう。
  • オイルは家具やカーテンの変色の原因になります。容器の外についたら拭き取ってください。
  • 加湿器のタンクには、オイルを入れないでください。
  • 容器は立てて保管し、直射日光と湿気を避けます。火のそばには置かないでください。
  • 飲み物の容器と間違えないよう、中身がわかるラベルを貼り、子どもやペットの手の届かない場所に置きましょう。

よくある質問

Q.ガラス瓶のふたがプラスチックでも使えますか?
A.オイル用の容器には、ふたや中栓に樹脂を使ったものもあります。立てて保管して、中身がふたに触れ続けないようにしましょう。
Q.ペットボトルに入れてもいいですか?
A.おすすめしません。素材の面に加えて、飲み物と間違えるおそれがあるためです。
Q.金属の容器は使えますか?
A.手作りの掃除スプレーは、ガラス製のほかステンレス製を使う方法もあります。アルカリ性の洗剤をアルミ缶に入れて破裂した事故例もあるので、ほかの金属は避けましょう。
Q.ディフューザーのタンクは大丈夫ですか?
A.ディフューザーは、オイルを入れて使うことを前提にした製品です。お使いの製品の説明書に従ってください。

迷ったら、遮光性のガラス容器を選びましょう。スプレーならアルコール対応かどうかも確認します。保管する場所や期間については、オイルの保管方法も参考にしてください。

Next step

もっと詳しく知りたい方へ

ELIGŌでは、オイルの使い方を一緒に学べる毎月のZoom勉強会やクラフトワークショップを開いています。

参加方法を見る

参考資料・出典

10件
  1. 安全に楽しむために公益社団法人 日本アロマ環境協会

    空気、紫外線、温度、湿度への注意、遮光性のガラス容器が最適なこと、立てて保管すること、開封後1年以内が目安なこと、火気と手の届かない場所での保管

  2. アロマテラピーに関するQ&A公益社団法人 日本アロマ環境協会

    しっかりふたをして立てて保管すること、紫外線、高温、極端な温度変化で酸化が進むこと

  3. Part 5: Packaging and StoragedoTERRA(米国公式、英語)

    オイルを密閉できる濃色のガラス瓶に詰めること、プラスチック部品の素材を選ぶ理由

  4. アロマスプレーの作り方|保存方法や注意点も紹介公益社団法人 日本アロマ環境協会 sense of AROMA(2025年3月27日)

    プラスチックは溶ける場合があるのでガラス製かアルコール対応の素材を選ぶこと、作製日とオイル名を書くこと、1〜2週間で使い切ること、掃除スプレーを500mLの容器に水400mLで作る分量

  5. ドテラでは、皆さまがエッセンシャルオイルを長く楽しくご使用いただけるようにご案内しています。doTERRA TIMES(doTERRA CPTG Essential Oils Japan合同会社)

    区分ごとに使用方法が違うので、使用方法と注意表示を確認すること

  6. ペパーミント(5mL)doTERRA TIMES(doTERRA CPTG Essential Oils Japan合同会社)

    5mLは「塗・香」の表示で、15mLの「香・食」と異なること

  7. 熱い蒸気と内部の湯に注意 ~知って防ごう加湿器の事故~独立行政法人 製品評価技術基盤機構(2022年1月27日)

    加湿器のタンクにアロマオイルを入れると、タンクの変形や変質の原因になるというメーカーの注意

  8. 精油はどのようにして作られる?主な抽出方法や具体的な活用法について紹介公益社団法人 日本アロマ環境協会 sense of AROMA(2026年9月17日)

    植物油を使う手作り品(アロマバーム)を1カ月以内に使い切ること

  9. 身近にある洗剤の事故に注意!東京消防庁

    洗剤を別の容器に移し替えないこと、アルカリ性洗剤をアルミ缶に入れて破裂した事故例

  10. 【部屋別】おすすめのアロマ|毎日をよい香りで過ごす方法を紹介公益社団法人 日本アロマ環境協会 sense of AROMA(2025年3月27日)

    精油が家具やカーテンの変色の原因になること

このブログについて

当ブログは、dōTERRA(ドテラ)のウェルネスアドボケイト(会員)によるチーム「ELIGŌ」が運営しています。製品の使用方法は、お手元の製品ラベルの表示に従ってください。

チームELIGŌ

Writer

チームELIGŌ

エッセンシャルオイルを学び、暮らしに活かす仲間のチーム

Related

あわせて読みたい